Archive For 2017年2月24日
先日、若い先生が行う僧帽弁閉鎖不全症に対する僧帽弁形成術を指導しました。38歳と若いですがすでに十分な経験もあり多くの弁置換手術を手掛けている先生ですが、弁形成術はこれから。という事で術中にポイントをしっかりと教えていき…
このところめっきり忙しくなりました。毎日緊急手術で冠動脈バイパス術を行っているような感じです。2件目と3件目の1日2例の手術が多いので帰宅はいつも夜の11時ころ。昨日は20:00手術開始の両側内胸動脈を使ったMICS C…
なんだか文学作品のタイトルのような感じですね。最近の消化器外科手術では自動吻合器などが広く普及しており、腸などは直接人の手で縫わずに自動吻合器などを用いて縫合します。しかし心臓血管外科の領域ではまだまだ自動吻合器を使いこ…
熱干麺は武漢の代表的なおそばです。中国でもっとも有名な3つの麺の一つといわれるもので、英語ではhot dry noodleといいます。味付けは、ちょっと表現が難しいのですがオイスターソースとチリソース、ゴマペーストの混ざ…
数年前から大動脈弁の形成手術が脚光を浴びています。自分の大動脈弁を温存して修復する手術です。この術式は全ての方に適応する術式ではありません。基本的には大動脈弁閉鎖不全症という病気の方に適応する術式です。大動脈弁の高さや大…
低侵襲心臓手術 (MICS)では基本的に全ての操作を小さい穴から行います。糸を結びたくても自分の指は届きません。ではどのように糸を結紮(結ぶ)かというと、ノットプッシャーという手術器具を用いて糸を正確に結びます。通常の弁…
今年もバレンタインデーが終わりました。毎年バレンタインデーは義理チョコを頂き、そのお返しを3月14日にするという儀式があります。職場の円滑なコミュニケーションには必要なことではないかと認識していますが、お互いに結構負担に…
1991年に医師免許を取得してはや26年になります。その間にいろいろな治療器具や手術補助器具などの進化がありました。しかし手術技術も一歩一歩前進してきています。冠動脈バイパス術では冠動脈とグラフト(血液を心臓により良く流…
次回ローマで低侵襲心臓手術の国際学会ISMICSが開催されます。そこでは様々な心臓や大血管に対する低侵襲手術が発表されます。今回のローマ大会では私は学会事務局より学会初日に行われるMASTERS DAYで“MICS CA…