“MICS 低侵襲心臓手術” Category

昨日から始まった低侵襲心臓手術の国際学会。滋賀医大の浅井教授が主催されて、海外からの先生達が多く参加しています。今回もMICS CABG のプレゼンです。秋の京都は良いですね。心臓血管外科医 菊地慶太

心房細動などの不整脈に対するMAZE手術は、小さい傷で行うMICS(低侵襲心臓手術)に於いては少々難しい手術になります。通常用いるMAZE手術用のデバイスには、分かりやすくいうと双極高周波アブレーションで焼き切る市販のデ…

今やCT検査は当たり前のように行われ、体の細部まで鮮明に映し出してくれます。病気の発見のみならず手術前に行う評価としても非常に有用です。MICS(低侵襲心臓手術)では術前に行う体の評価がとても重要になります。どこに病変が…

RAMA病院でのMICS CABG手術の間、RAMA病院に交換留学で来ている先生方にお会いしました。一人はイタリアから。もう一人はフランスから。タイの他の病院から見学にいらした先生も併せて国際色豊かな手術室でした。心臓血…

昨年も先日バンコクにあるRAMAthibodi Hospital, Mahidol UniversityにMICS CABG(低侵襲冠動脈バイパス術)の手術指導に行ってきました。RAMA病院 のSuchart Chaiy…

胸の真ん中にある胸骨という骨。これまではこの胸骨を縦に切開しないと心臓の手術は行えませんでした。現在では、MICS(低侵襲心臓手術)という新しい手術術式が確立されてきており、左や右の前胸部を小さく切開したり、この胸骨を部…

低侵襲心臓手術(MICS)では日常的に使用する手術器械です。MICSでは小さい傷で手術を行うために、指が届かないところで糸を結ぶ必要があります。その時にとても重宝するのがノットプッシャーです。結んだ糸の結び目を自分が糸を…

先日、孤立性(ほかの心臓の病気が原因でない不整脈単独のもの)発作性心房細動や罹患機関の短い心房細動に対する、完全内視鏡下のMAZE手術と左心耳閉鎖術を2件じっくりと見学しました。この手術は両側の胸からアプローチする方法と…

北京で行われたCHC(China Heart Congress)でDr. David TaggartやDr.Michael E.Halkosらと一緒に冠動脈バイパス術のハイブリット治療の座長を行い、MICS CABGの発…