“狭心症や心筋梗塞について” Category
東京ベイ浦安市川医療センター心臓血管外科では冠動脈バイパス術(CABG)のときに使用する血管にも強いこだわりを持っています。基本的には動脈を用いるのが良いといわれています。特に内胸動脈と橈骨動脈(RA)が長期的な開存率や…
先日ニューヨーク行われた(International coronary congressICC:国際冠動脈外科学会)に行ってきました。今回は学会から座長の役を依頼していただいたので急遽の参加でした。木曜日の仕事が終わり月…
『ハイブリッド治療』ってご存知ですか?狭心症や心筋梗塞後の治療には、大きく分けて2つあります。1つはカテーテル治療であるステント治療(PCI)。そして2つ目が手術である冠動脈バイパス術(CABG)です。ステント治療の大き…
日本では55~60%の冠動脈バイパス術で、人工心肺を用いないで行う心拍動下冠動脈バイパス術(OPCAB:Off pump CABG)が行われています(日本冠動脈外科学会の年次報告より)。吻合する冠動脈は1.25~2.5m…
東京ベイ浦安市川医療センターのホームページに低侵襲冠動脈バイパス術『MICS CABG』の記事が掲載されています 是非ご覧ください。 小さな傷で行う身体に優しい冠動脈バイパス術が始まりました〜低侵襲冠動脈バイパス術(MI…
冠動脈バイパス術に使用する器具は非常にシンプルです。心拍動下冠動脈バイパス術、いわゆるOPCABと呼ばれる人工心肺を使用しないで心臓が動いたままで行う手術では、スタビライザーという心臓表面を固定して動きを抑えるデバイスを…
我々のMICS CABG の成果を五稜郭病院の橘先生がまとめてくれました。超音波メス(ハーモニックスカルペル)を用いることでMICS CABGにおいても両側内胸動脈の採取が可能となりました。今回JTCVS techniq…
世界から冠動脈の手術における第一人者が集うSTS coronary conference におけるMICS CABG のプレゼンテーションも終わり、closings remarks まで学会を堪能してきました。すべき事も…