“手術について” Category
MICS(低侵襲心臓手術)を行い始めると、通常の正中切開での手術が少なくなります。小さい傷で行う手術をご希望さる患者様が多くいらっしゃるためです。基本的には心臓の病状や大動脈の性状が良い(動脈硬化による大動脈の石灰化やア…
今日は第2回放送のものです! (小高)さぁ、日本人の死因の第2位となっている「心臓の病気」を中心に、健康と最新医療について専門の先生に教えていただくコーナーです。ゲストは一宮西病院のハートセンター・センター長で、心臓血管…
先月から緊急手術もとても多く、多い週では一週間に5件の緊急手術を行っています。この日は2件の緊急手術。つかの間の休息にてみんなでピザを食べてエネルギーチャージです。麻酔科ドクターを始め看護師さんや臨床工学技士達手術室スタ…
弁膜症などに合併する心房細動の患者さんの手術時は必ず心房細動の治療と左心耳の閉鎖を行います。心房細動の手術は以前にもご紹介したMAZE IVの手術MAZE手術の4番目の進化形手術です。どの心臓外科医も行っているとは思いま…
心膜ってご存知ですか?心臓は心嚢という袋のようなものの中に入っています。この心嚢を形成している膜が心膜です。薄いものですがしっかりした組織です。ただし心膜というと心臓領域では牛の心膜なども含まれます、ですから患者さんのご…
先日、若い先生が行う僧帽弁閉鎖不全症に対する僧帽弁形成術を指導しました。38歳と若いですがすでに十分な経験もあり多くの弁置換手術を手掛けている先生ですが、弁形成術はこれから。という事で術中にポイントをしっかりと教えていき…
なんだか文学作品のタイトルのような感じですね。最近の消化器外科手術では自動吻合器などが広く普及しており、腸などは直接人の手で縫わずに自動吻合器などを用いて縫合します。しかし心臓血管外科の領域ではまだまだ自動吻合器を使いこ…