今日は日本の食事マナーについてです。日本ではお蕎麦などすすって食べる事は当たり前で、すすらないと美味しくない感じもします。が、海外では麺類をすすって食べたり、音を立てて食べることは下品だといわれています。またお茶碗は日本では左手で持って食べなさいなどといわれますが、韓国ではお茶碗は持ち上げて食べないのがマナーです。また海外では食事のあとナプキンを綺麗にたたまないというのもルールです。綺麗にたたむと食事が美味しくなかったということを表します。えっと思うことが違います。
では日本古来の食事作法のお話を。
昔から日本では、食事は基本的に箸のみで行う。大皿以外の食器は手で持って食べる。椀物、煮物の汁は、器に口をつけて直接飲む。麺類、汁物は少しだけ音を立ててすする。「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶を行う。座る位置(正式な食事の場では、上座・下座)がある。食事は食べ残さないなどがあります。“食べ残さない”大切ですよね。
この日本の食事についてのシリーズでのお話は、論文やインターネットから調べて記載しております。通常は引用した文献などを一緒に記載していますが、自分のパソコンの中で引用元が迷子になっているものがあるため、引用元の記載の無いことをお詫び申し上げます。
心臓血管外科医 菊地慶太