MICS(低侵襲心臓手術)における画像診断

今やCT検査は当たり前のように行われ、体の細部まで鮮明に映し出してくれます。病気の発見のみならず手術前に行う評価としても非常に有用です。MICS(低侵襲心臓手術)では術前に行う体の評価がとても重要になります。どこに病変があるのかということも大事ですが、小さい傷でどのようにアプローチするのかが大切なのです。術前のプランは手術を安全に行うための1つの重要な要素になります。当然予想外の出来事・・・?のようなことがあっても、術前のシミュレーションが出来ていると事なきを得ます。小さい傷で手術を行い患者様の体の負担を少なくするためには、いかに様々な想定をして手術に臨むかが大切です。頭の中で何回も手術を行い実際の手術を行います。想定外を想定内に。安全第一で行います。00000001-%e3%82%b3%e3%83%94%e3%83%bc心臓血管外科医 菊地慶太